《水場に続く階段状コンテナ》
〈壊し、整理〉
まずベランダ西側半分の従前の庭を壊し、整理しなくてはなりません。今回もなかなか大変な作業です。再利用できそうな庭木類は鉢ごと、プランターごと東側に移動します。作業通路はあけておかねばなりません。60個余りの花壇縁取り用化粧ブロックを少しずつ一階駐車場に運び降ろし、不要な庭木類は小さく切ってゴミとして搬出しました。不要土は小分けに袋詰めにして、肩に担いで一個一個搬出しました。不要プランター類、鉢類も多数でてきました。幸いそのほとんどを近所で貰っていただいて、きれいに整理できました。
【3種類のコンテナ】
水場に連なる南側の腰壁に沿って大中小3種類各々3個ずつ合計9個のコンテナを作りました。各々3個ずつ横に並べ、前後に高中低(広中狭)のひな壇式に固定しました。それらお互いは排水、配管のための開口部を足元に作って連絡しあいます。潅水用の多孔ホースの引き回し穴も上方に開けておきました。それらの加工部分は防腐処理を施しました。
《西腰壁前方のコンテナ群》
南西のコーナー部分を残して西側の腰壁に沿って【2種3個のコンテナ】を作り、前後2段に組み立てます。やはり排水、配管、潅水のための連絡口はあらかじめ加工しておきました。
後日、電気の配管配線工事の際、後段の一方のコンテナの中央には【背の高いガーデンライト】を設置し、その支柱の脚を中で開き、ダンボール箱で30p角ほどの型枠を作り、速乾コンクリートを流し込んで固め、重りとしました。
《2個の立ち水洗》
西側のコンテナ群の両側に、背丈を違えて変化をつけた立ち水洗を作りました。
一方の立ち水洗はイヌのオシッコ場の清掃用として設計しました。他方は将来サンルーム建て増しの可能性も考えての配慮でもあります。
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細工物蛇口金具のフェチではないかと疑われても仕方ないでしょう。カエルとサカナの蛇口金具をそこにも取りつけ、ベランダガーデン全体で、合計6個の青銅製動物蛇口金具を取り付けました。このメーカーが市販している全てのデザインをここに揃えたわけです。庭のアクセントみたいなもので、実用的ではありませんが、各々異なった趣があり、水を使うたびに楽しいものです。