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《水場の仕上げ、植栽》

 中央の支柱の一方にアヒルの細工蛇口を取りつけ、他方の支柱には斜め下方に向かって竹製《かけい》を突き出させました。瓶(かめ)を置いて《つくばい》に見立てました。小型水中ポンプで水を循環させて注ぎます。電源は水場西側の支柱に取りつけた屋外コンセントからとりました。筧の水音は子供の頃遊んだ田舎の谷川や小川のせせらぎを連想させて心をなごませます。
 片方の支柱には潅水コントローラーへ給水するための水栓としました。
 水場の床面は、竹の根の侵入を予防する目的もあり、
防水用ブルーシートを2重に敷きました。瓶からあふれる水受けとして、バットを置きました。
 バット(カー用具入れ)は三つのパートに分かれて、大型のバットのなかに中型,小型バットを並べて置けます。仕切り部分に電動ドリルで直径1cmほどの穴を10個ほど開けて水の通路としました。中型バットの中央に瓶を据えました。小型のバットには
カゴ状プラスチック小物入れを伏せて置き、その下に小型水中ポンプを置きました。水槽全体を化繊の丈夫な黒いネットで覆い、落ち葉などゴミ避けとしました。上を平らな川石で覆い、バットも石の下に隠れて見えない仕掛けです。
 水場の隅に
竹を植えた鉢を置き、一方の隅に灯り(燈篭)を置きました。用土を入れてオカメザサツワブキ、ジャノヒゲ、ギボウシ、サツキ等の日陰や水場に強い植物を植えました。平たい川石を拾ってきて、踏み石風に置き、枯れ川の趣を演出しました。水槽も水中ポンプも石の下に隠しました。
 
3個の素焼きタコツボを手に入れ、底に排水孔をあけて土を入れ、ヘデラを植え、瓶のまわり2個を置き、1個を上から垂らして添景物としました。